工場勤務を定年まで続けるのは無理!辞める前に確認すべきこと3つ

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工場勤務を定年まで続けるのは無理かも。だけどスキルも学歴もないし、これからどうすればいいんだろう…。

と、悩む方に向けた記事です。

この記事の対象者
  • 高卒の人
  • 工場勤務の人
  • 将来の不安を感じている人

僕は工場勤務を辞めてフリーランスになったのですが、再び工場勤務に戻ることにしました。

しかし、本記事で紹介する「工場勤務を辞める前に確認すべきこと3つ」をあらかじめ理解していたので、後悔はありません。

また、一度工場を離れて感じた「工場勤務のメリット」もお伝えします。

「工場勤務を辞めたい…。」と悩む方の参考になるでしょう。

記事の後半では、「工場勤務の悩みを解決する方法2つ」を紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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【これまでの経歴】

  • 高卒(27)
  • 工場勤務(大手自動車メーカー)
  • フリーランスに転身
  • フリーランスで月収50万円達成
  • クライアントワークに消耗 & 工場勤務の楽しさに気づく
  • 工場勤務へ転職(大手子会社)←今ココ
もくじ

なぜ工場勤務を定年まで続けるのは無理なのか。3つの原因を紹介

なぜ工場勤務を定年まで続けるのは無理なのか。3つの原因を紹介

そもそもなぜ、工場勤務を定年まで続けられないと思ってしまうのでしょうか。

主な原因は、3つあります。

工場勤務を辞めたくなる3つの原因

  • 夜勤がつらい
  • スキルが身につかない
  • ロボットによる自動化が進んでいる

夜勤がつらい

工場勤務は夜勤がある職場が多く、みなさんも夜勤をやっているはずです。

正直、夜勤ってめっちゃキツくないですか?

おそらく夜勤のスケジュールは、こんな感じだと思います。

夜勤のスケジュール

  • 1週目:昼勤(8:00~17:00)
  • 2週目:夜勤(20:00~5:00)
  • 3週目:昼勤(8:00~17:00)
  • 4週目:夜勤(20:00~5:00)

夜勤は1週間おきにあって、勤務時間は昼夜逆転します。

また、昼間に眠れずそのまま夜勤に行くこともあり、体力的にとてもキツいです。

こんな生活を続けていると「工場勤務を定年まで続けるって無理じゃね?」と工場勤務者であれば、誰でも感じたことがあるはず。

このように工場勤務には夜勤があって体力的にキツいため、定年まで続けるのは無理だと思ってしまうのです。

スキルが身につかない

工場勤務だと、スキルが身につかないと感じませんか?

実際に工場勤務の仕事は単純作業のくり返しが多く、なかなかスキルが身につきません。

働き方は変化している

最近は働き方が変化してきており、「ジョブ型雇用」を導入する企業も増えてきています。

ジョブ型雇用とは

簡単に説明すると、企業が求めるスキルを持った人材を雇用する働き方です。

日本では新卒採用して社員を育てていく雇用が中心でしたが、少子高齢化による人手不足の影響もあり、今後はジョブ型雇用がさらに普及するとも言われています。

終身雇用が崩壊するかもしれない

さらに、終身雇用が崩壊するとも言われています。

上記のとおり、トヨタ社長も「終身雇用守るの難しい」と話しているので、定年まで今の会社で働ける保証はありません。

そのため、スキルが身につかない工場勤務を定年まで続けるのは無理だと感じてしまうのです。

これからの時代は、個人のスキルが重要となっていくでしょう。

ロボットによる自動化が進んでいる

工場では、ロボットによる自動化が進んでいます。

ロボットによる自動化を取り入れるメリットは、

  • 人件費を抑えられる
  • 品質や作業スピードを一定に保てる

などが挙げられます。

現在、人間が行なっている組み立てなどの単純作業は、将来的にはロボットに奪われてしまう可能性があるのです。

そのため、「工場勤務を定年まで続けるのは無理かもしれない」と思ってしまうのです。

工場勤務を定年まで続けるのは無理!辞める前に確認すべきこと3つ

工場勤務を定年まで続けるのは無理!辞める前に確認すべきこと3つ

工場勤務を辞める前に確認すべきことは、以下の3つです。

工場勤務を辞める前に確認すべきこと

  • 貯金は2年分あるのか
  • リスクが取れるか
  • 他のプランも決めているか

①貯金は生活費2年分あるのか

工場勤務を辞めたあとの選択肢は「転職 or フリーランス」になるはずです。

しかし、どちらにしても貯金は生活費の2年分を貯めておきましょう。

なぜなら、貯金がないと精神的に追い詰められるからです。

仮に、転職先が決まっていたとしても職場が合わずにまた辞めてしまうかもしれませんし、フリーランスであれば収入が不安定になります。

そうなると、毎月溢れるように貯金が減っていきます。

僕が工場勤務を辞めたときの貯金は500万円ほどありましたが、それでも毎月貯金が減っていくのをみて恐怖を感じていました。

最悪のことを想定して、少なくとも2年分の貯金を貯めておきましょう。

②リスクが取れるか

工場勤務を辞めたあとのリスクを把握しておきましょう。

取り返しのつかないことになってしまえば、どうしようも出来ないですからね。

リスク許容度が低いのはどっち?

AさんBさん
年齢25歳30歳
家族独身4人家族
(妻と子供2人)
貯金額500万円300万円
毎月の出費10万円20万円

上記の場合、仕事を辞めてもリスクが低いのは、Aさんですよね。

Aさんは独身ですし、貯金額500万円で毎月の出費が10万円であれば、収入ゼロでも4年は暮らしていけます。

一方でBさんは毎月の出費が多く、しかも養う家族がいるので、この状況で仕事を辞めるリスクはとても高いといえます。

このように自分の生活環境を見つめ直し、リスクが取れるかを確認することが大切です。

ちなみに僕が工場勤務を辞めたときの状況は、Aさんと同じでした。

結婚をしておらず貯金額も2年分以上あったので、辞める決断をしました。

仕事を辞める前には、

  • 年齢
  • 家族
  • 貯金額
  • 毎月の出費

を確認し、リスクが取れるかを判断しましょう。

③他のプランも決めているか

仕事を辞めるなら、その後のプランを考えているはずです。

「異業種への転職」や「フリーランスを目指す」など人それぞれですが、これら以外の他のプランを考えておくことが大切になります。

というのも、思っていたプラン通りにはいかない可能性が高いからです。

たとえばですが、「異業種への転職」を第一希望で考えるとします。

しかし、転職できないかもしれませんし、たとえ転職はできたとしても「仕事内容が合わない」など、実際に働いてみて気づくこともあります。

こういったときに他のプランを考えていなければ、精神的にかなり追い詰められて後悔してしまうでしょう。

補足:僕のプランを公開します

ちなみに僕は工場勤務からフリーランスになったのですが、そのときのプランをご紹介します。

  • プランA:フリーランスで稼ぎ、個人で生きる
  • プランB:身につけたWebスキルが活かせるWeb業界へ転職する
  • プランC:工場勤務へ戻る

まずは、フリーランスとなり「時間と場所に縛られずに生きる」プランAを立てました。

しかしプランAがダメだった場合は、「身につけたWebスキルが活かせるWeb業界へ転職しよう」と思っていました。

それでもダメだったら、「また工場勤務に戻ろう」という3つのプランを事前に立てた上で工場勤務を辞めました。

結果的には、プランCの工場勤務に戻ることになりましたが、その理由については以下の記事をご覧ください。

体験談を語っているので、工場勤務から脱出したい方の参考になるかと思います!

本当に工場勤務を定年まで続けるのは無理なのか。メリットもあります

本当に工場勤務を定年まで続けるのは無理なのか。メリットもあります

工場勤務を辞めたくなる原因について解説しましたが、工場勤務を定年まで続けるメリットもあります。

メリットを知った上で、工場勤務を本当に辞めるのか判断してきましょう。

工場勤務を定年まで続けるメリット

  • 収入が高い
  • 将来の設計がしやすい
  • ラクな仕事で稼げる

収入が高い

工場勤務は、収入が高い傾向にあります。

なぜなら、夜勤手当があるからです。

夜勤手当では、22時〜翌5時までの間に働いた賃金は、1.25倍以上と労働基準法で定められています。

そのため、1日の夜勤で5,000〜10,000円ほど稼げるのです。

夜勤を月に10日行った場合、50,000円(1日5,000円×10日=50,000円)は余裕で稼げます。

さらに昇進すれば時給が上がって1日あたりの夜勤手当もUPするので、夜勤手当だけで月10万円以上もらうことも可能です。

大企業の工場勤務は勝ち組かも?

さらに大企業の工場勤務であれば、

  • ボーナスが高い
  • 生活コストが抑えられる
  • 福利厚生が充実している

といったメリットもあるので、中小企業ではたらく大卒よりも稼げる可能性が高いです。

将来の設計がしやすい

2つ目のメリットは、将来の設計がしやすいことです。

というのも工場勤務は、

  • 土日休み
  • 長期連休がある
  • 転勤の可能性が低い

などの特徴があるので、結婚や住宅購入といった将来の設計がしやすいといえます。

また工場勤務では、あらかじめ残業時間の計画が出されます。

そのため、突発的に残業が追加されることも少なく、プライベートな予定も入れやすいといえるでしょう。

ラクな仕事で稼げる

工場勤務の仕事は、ラクな仕事が多いです。

たとえばですが、

  • 製品の組み立て
  • 完成品の検査
  • 部品の運搬

など、慣れてしまえばラクにこなせる仕事ばかり。

それに加えて工場勤務は、収入も高く将来の設計がしやすいので、安定思考の人に向いているといえるでしょう。

工場勤務にはメリットもある

工場勤務にはこれらのメリットがあるので、工場勤務を辞めたくなる原因と照らし合わせて、本当に辞めるべきか判断することが大切です。

それでも工場勤務を定年まで続けるのは無理だと思うなら

それでも工場勤務を定年まで続けるのは無理だと思うなら

メリットをみても工場勤務を定年まで続けるのは無理だと思うなら、まずは以下の2つから始めてみましょう。

  • やりたい仕事を探してみる
  • スキルを習得してみる

やりたい仕事を探してみる

1つ目は、やりたい仕事を探してみることです。

工場勤務を辞めた後にどんな仕事をしたいかを明確にしておきましょう。

悩み:やりたい仕事が見つかりません

やりたい仕事ってなかなか見つかりませんよね。

どうしてもやりたい仕事が見つからなければ、やりたくない仕事を書き出しましょう。

たとえば工場勤務であれば、

  • 肉体労働がキツい
  • 夜勤がしたくない
  • 単純作業がつまらない

などが挙げられます。

で、もし「夜勤がしたくない」と思うなら、夜勤のない仕事を探してみましょう。

世の中には夜勤のない工場はたくさんあるので、そういった企業に転職すれば悩みは解決します。

また、同じ業種であればこれまでの経験が活かせるので、転職しやすいですよ。

仕事の探し方は?

仕事の探し方は、「転職サイト」「転職エージェント」「ハローワーク」の3つあります。

どれも無料で利用できますので、まずは気になる仕事を探してみましょう。

スキルを習得してみる

2つ目は、スキルの習得をしてみることです。

工場勤務はスキルが身につかないので、将来に対して不安を抱いているはず。

しかし、スキルを習得できれば副業で稼ぐことも可能ですし、転職の際にアピールポイントにもなります。

おすすめはWebスキル

おすすめは、Webスキルです。

なぜならWebスキルは、

  • 副業に活かせる
  • 個人で稼ぐスキルが身につく
  • 学習しやすい環境が整っている

という特徴があるからです。

Webスキルを身につければ副業に活かせますし、ネット環境さえあれば誰でも無料で有益なノウハウを学ぶことができます。

終身雇用が崩壊するといわれる現在、個人で稼ぐスキルが重要です。

また、副業で月に5万円稼げれば経済的に安定し、生活にゆとりが生まれるでしょう。

副業を始めるならブログがおすすめ

もし副業に興味があるなら、ブログがおすすめです。

理由は以下のとおり。

  • 自分のペースで進められる
  • Webスキルが身につく
  • 初期費用が安い

ブログは、パソコンとネット環境さえあれば、いつでもどこでもできる副業です。

プログラミングなどの副業とは異なりお客さんとのやり取りが発生しないので、夜勤のある工場勤務者でも自分のペースで進められます。

また、ブログは店舗や在庫を持たないので、失敗してもリスクはほぼゼロです。

まとめ:工場勤務を定年まで続けるのは無理なら、まずは小さく行動してみよう

まとめ:工場勤務を定年まで続けるのは無理なら、まずは小さく行動してみよう

というわけで、今回は以上になります。

この記事では、以下の内容について解説しました。

工場勤務は夜勤がつらく、スキルが身につかないので、定年まで続けるのは無理だと思ってしまいますよね。

僕も同じ気持ちだったので、26才のときに大手自動車メーカーを退職しました。

しかし、「辞める前に確認すべきこと」を決めていたので、後悔はしていません。

また、一度工場を離れたことで「工場勤務のメリット」を知ることができました。

これらの経験から僕の働き方のスタイルは、以下のようになりました。

工場勤務で安定的に働きつつ、
副業を通じて個人で稼ぐスキルを伸ばす。

現在は、工場勤務に戻り、副業を通じて個人で稼ぐスキルを伸ばしている最中です。

さいごに

ここまで読んでくださった方は、以下の悩みを持っているのではないでしょうか?

工場勤務を定年まで続けるのは無理かも。だけどスキルも学歴もないし、これからどうすればいいんだろう…。

これらの悩みを解決するには、行動するしかありません。

具体的な行動は2つ

具体的な行動は、先ほどで紹介した「やりたい仕事を探してみる」「スキルを習得してみる」の2つです。

行動すれば見える景色が変わりますし、僕みたいに工場勤務の良さに気付けるかもしれません。

兎にも角にも、まずは小さく行動してみましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございました^^

みなさんのお役に立てれば幸いです。ではっ!

参考記事:次につながる行動↓

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この記事を書いた人

高卒→製造業→Web制作フリーランス→月70万円稼ぐ→クライアントワークに消耗→会社員へUターン予定

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