工場勤務はダサいし夜勤がつらいので、転職を考えています。
実際に工場勤務から転職した人の体験談が聞きたいです。
と、思っている方に向けた記事となります。
【これまでの経歴】
- 高卒(27)
- 工場勤務(大手自動車メーカー)
- フリーランスに転身
- フリーランスで月収50万円達成
- クライアントワークに消耗 & 工場勤務の楽しさに気づく
- 工場勤務へ転職(大手子会社)←今ココ
工場勤務から転職した理由【体験談】
ボクが工場勤務から転職を決意した理由は、以下の4つです。
工場勤務から転職した理由
順番に解説しますね。
①スキルが身につかない
1つ目は、スキルが身につかないことです。
工場勤務の仕事はカンタンで単純な作業が多く、スキルが身につかないことで将来に不安がありました。
というのも、これまで守られてきた終身雇用が崩壊すると言われているからです。
終身雇用制度を維持できないと、経団連の会長に続きトヨタの社長も発言されました。。
— もふ社長@不動産投資家 (@mofmof_investor) May 14, 2019
今後ますます終身雇用と年功序列の制度の崩壊が加速するでしょう。
ただ働けば年収が上がった時代は終わり、ここがスキルを上げて稼がないといけない時代。
逆に考えれば
これは若手には稼ぐチャンス! pic.twitter.com/nD4yBkM4mn
上記のとおり、大企業のトヨタでさえ「終身雇用を守るのは難しい」と言っています。
工場勤務ではなかなかスキルが身につかず、このまま働き続けることに不安を抱き、転職を決意しました。
②夜勤がある
勤めていた工場では、夜勤がありました。
1ヶ月間のスケジュールはこんな感じです。
1ヶ月間のスケジュール
- 1週目:昼勤(8:00~17:00)
- 2週目:夜勤(20:30~5:30)
- 3週目:昼勤(8:00~17:00)
- 4週目:夜勤(20:30~5:30)
1週間おきに昼夜逆転した生活をしていました。
このような夜勤生活を7年近く過ごしてきましたが、どうしても体に合わず転職するキッカケとなったのです。
昼間に寝れずに夜勤へ行ったり、夜勤帰りには居眠り運転をしながら帰ることもよくありました。
③カッコいい仕事をしてみたかった
工場勤務の仕事は3K(きつい・汚い・危険)と呼ばれており、工場内は油で汚れていたり、危険が伴ったりすることがあります。
そんな環境の中で仕事をしていると、カッコいい仕事をしてみたくなってしまったのです。
みなさんもスーツを着こなす営業マンや賢そうなIT企業の社員のように、カッコいい仕事をしてみたいと思った経験があるのではないでしょうか。
④20代のうちに挑戦してみたかった
転職は人生の大きな分岐点となります。
もし転職に失敗すれば、後悔するかもしれません。
しかし20代であれば、失敗しても十分やり直せる時間があると思い、転職に踏み切りました。
リスクを取れるかが大切
「20代だから失敗しても大丈夫だろう」と単純な理由で転職したわけではありません。
しっかりとリスクが取れるかを把握した上で転職しました。
転職時のボクは、
- 25歳
- 独身
- 貯金500万円以上
だったので、転職に失敗してリスクが低いと判断したのです。
一方で「貯金がない」「結婚をしている」という方であれば転職のリスクが高いので、慎重に転職することをおすすめします。
工場勤務から転職するまでの流れ
転職活動では、履歴書を作成したり面接を行ったり、やるべきことがたくさんあります。
なので、次に転職活動の流れをご紹介します。
転職活動の進め方は、以下のとおりです。
転職活動の進め方
①事前準備
まずは転職活動で必要なものを作成します。
転職活動で必要なもの
- 履歴書(顔写真付き)
- 職務経歴書
これらの作成方法は、「履歴書 書き方」「職務経歴書 書き方」と調べてみてください。
履歴書に貼る顔写真は、スーパーなどにある証明写真機のものでOKです。
②求人応募
続いて、求人に応募します。
求人の探し方には、転職サイト、転職エージェント、ハローワークの3種類あります。
それぞれの特徴はこちら。
転職サイトの特徴
メリット | デメリット |
---|---|
求人数が多い 自分のペースで進められる 未経験への応募が可能 | サポートがない 企業とのやり取りを行う必要がある 競争率が高い |
転職エージェントの特徴
メリット | デメリット |
---|---|
サポートが充実している 優良企業の可能性が高い 転職成功率が高い | 未経験への応募が難しい やや押し売り感を感じる 書類選考が通過しない可能性がある |
ハローワークの特徴
メリット | デメリット |
---|---|
気軽に相談できる サポートが充実している | 優良企業ではない可能性がある 大企業の求人が少ない |
転職初心者には、転職エージェントの利用がおすすめです。
なぜなら転職エージェントは、
- 書類の添削
- 面接対策
- 企業とのやり取り
などを無料でサポートしてくれるからです。
それぞれの特徴について、もっと詳しく知りたい方は転職サイト、転職エージェント、ハローワークの比較をご覧ください。
③面接
求人に応募し、書類選考が通過したら面接が始まります。
面接は基本的に、1次面接と最終面接の2回行われることが多いです。
転職エージェントやハローワークでは面接対策が無料で行えるので、積極的に活用しましょう。
④内定承諾
最終面接から1週間ほどで、合否の結果が決まります。
もし内定をもらえたら労働条件の通知が届くので、内容を確認して内定を承諾するか判断しましょう。
労働条件の確認すべきポイント
- 雇用形態
- 勤務時間
- 勤務地・配属部署
- 給与・賞与
- 休日・有給休暇
- 入社日
- 残業代の支払い
労働条件をみて不明点があれば、内定承諾前に企業へ確認しましょう。
転職エージェントを利用する場合は、アドバイザーが代わりに聞いてくれます。
ここまでが転職活動の進め方になります。
転職活動についてもっと詳しく知りたい方は、高卒の転職は現実的に厳しいは嘘!5社から内定をもらったコツを公開をご覧ください。
「転職の進め方」や「内定をもらうコツ」について、詳しく解説してます。
工場勤務からの転職で失敗しないコツ【体験談】
次の章では、転職で失敗しないコツをご紹介します。
転職は人生の大きな分岐点となります。
後悔しないためにも、ぜひご覧ください。
転職の軸を明確にすることが重要
さっそく結論ですが、転職で失敗しないコツは転職の軸を明確にすることです。
あなたは今の職場に対して、なにかしらの不満があるから転職を考えているかと思います。
しかし転職の軸が明確ではないと、転職活動を進める中でその不満を忘れてしまい、自身が理想としていない職場に転職してしまう恐れがあるのです。
転職の優先順位を決めておく
転職の軸を明確にするためには、転職の優先順位を決めておきましょう。
たとえば以下のようものがあります。
- 年収
- やりがい
- スキルアップ
- ワークライフバランス
- 企業の安定性・知名度
上記の中で、大切にしたいことを順位付けします。
また、やりたくない仕事があれば、その内容も追加しましょう。
すべてが理想どおりの職場は滅多にないので、上位2~3個の項目に重点をおくべきです。
転職の軸が決まったらメモしておこう
転職が上手く進まないと徐々に妥協し、結果的に転職が失敗して後悔の元となります。
そのため、転職の軸は忘れずにメモしておきましょう。
転職で失敗しないコツについてもっと詳しく知りたい方は、転職で失敗しないコツ4つをご覧ください。
工場勤務から転職して後悔したこと【体験談】
ネット上では、転職の良い面ばかりにフォーカスされがちです。
しかし世の中には、転職して後悔した人も数多くいます。
そこでここからは、ボクが工場勤務から転職をして後悔したことを、つつみ隠さず公開したいと思います。
転職をして後悔したこと
①1から仕事を覚える必要がある
当たり前のことですが転職をすれば、1から仕事を覚える必要があります。
同じ職種への転職だとしても扱う製品やサービスが異なるので、1からの勉強が必要です。
また中途入社なので、同年代との差を埋めるためには相当な努力が必要になります。
②年収が下がる
ボクは転職をしたことで、年収が下がりました。
というのも、前の職場は大手自動車メーカーの工場勤務だったので給与水準は高く、夜勤手当も支給されていたので、それなりの給与をもらえていました。
年収が下がることを知った上で転職しましたが、いざ年収が下がると転職したことに対してやや後悔があります。
内定通知書には想定年収が書かれているので、もし記載されている年収に納得いかなければ、内定辞退できます。
また転職エージェントを利用すれば、アドバイザーが年収交渉を行ってくれるので活用しましょう。
③親に心配をかける
転職をすれば、まちがいなく親に心配されます。
なぜなら、親世代(40代以上)の人は終身雇用が当たり前だと思っているからです。
また昔は、現代のように転職が当たり前ではなかったので、転職に対して良い印象を持っていません。
20代になっても親に心配をかけることに、無力感を味わいました。
④将来設計がしづらい
転職をすれば、今より良い環境で働けるわけではありません。
実際に働かないとわからないことがありますし、前の職場に戻りたいと思う可能性も考えられます。
そうなると、結婚や住宅購入といった将来設計がしづらくなってしまうのです。
また転職先の雰囲気が合わなければ、転職を繰り返してしまうこともあるでしょう。
その結果、いつまで経っても安定した職に就けず、将来設計がしづらくなってしまうのです。
転職してわかった工場勤務の良いところ【体験談】
転職する前のボクは工場勤務の仕事に対して、
毎日同じ仕事でつまらんね〜
もっとカッコいい仕事がしたいなぁ
と思っていました。
しかし一度工場勤務から離れたことで、工場勤務の良いところに気づけたのでご紹介します。
工場勤務の良いところ
①ストレスが少ない
1つ目は、ストレスが少ないことです。
工場勤務の仕事は単純な作業が多く、コミュニケーションを取る機会が少ないので、ストレスなく作業できます。
また仕事で関わる人が限定的なので、頻繁に新たな人間関係を構築する必要がありません。
一方、営業職などの仕事ではお客さんと関わる機会が多くあります。
そのため、中にはクレーマーなどのクセが強いお客さんの対応をしなければならないのです。
②プライベートが充実する
工場勤務は、プライベートを充実させることができます。
なぜなら、工場では月初に1ヶ月間の生産計画が出され、あらかじめ残業時間や休日が決まっているからです。
また工場は、突発的に稼働させることは不可能なので、急に仕事が入ることはありません。
そのため、工場勤務はプライベートな時間を確保できるといえるでしょう。
③肉体労働がイヤでなければ天職
工場勤務の仕事は肉体労働がメインとなるので、きつくて辞めたくなる人も多いはずです。
しかし工場勤務は深夜手当などがあり、比較的給与が高いです。
深夜手当は、「22時〜翌5時までの賃金は1.25倍以上」と労働基準法で定められてます。
夜勤を月に10日行った場合、50,000円(1日5,000円×10日=50,000円)は余裕で稼げます。
そのため肉体労働がイヤでなければ、工場勤務は天職といえるでしょう。
「単純作業が楽しい」「一人の作業が好き」という方も、工場勤務の仕事は向いています。
転職したい工場勤務者が今やるべき行動
最後の章では、「転職を考える工場勤務者が今やるべき行動」についてご紹介します。
少しでも転職したいと思っているのであれば、参考になる内容かと思います。
転職したい工場勤務者が今やるべき具体的な行動は、以下の2つです。
転職活動を始める
1つ目は、転職活動を始めてみることです。
みなさんは「転職したい」という悩みをずっと抱えていませんか?
その悩みが消えない原因は、行動をしていないからです。
行動しなければ他の景色が見れないのと同様に、転職活動を始めないとその悩みの解決策は見つかりません。
転職活動はノーリスク
「転職活動は難しそう。大変そう。」と思うかもしれませんが、無料で始められますし、会社にもバレないのでノーリスクです。
また、さまざまな企業の求人を見ることで、いま勤めている会社の良さを再認識できる可能性もあります。
もしそうであれば、転職する必要はなく、今の会社でがんばっていけるキッカケとなるでしょう。
転職活動の進め方やコツを解説してます
「転職活動ってなにから始めればいいかわからない」「転職ってむずかしそう」と思う方は、こちらの記事をご覧ください。
転職活動の具体的な進め方やコツを解説してます。
副業を始める
「収入が低いから転職したい」と思う方は、副業から始めてみてはいかがでしょうか。
副業はパソコンとネット環境さえあれば始められますし、もし副業で稼げれば異業種への転職活動にも活かせます。
また副業で月5万円稼げれば、
- 家賃代が浮く
- 貯金が貯まる
- ちょっと贅沢なランチが食べれる
など、生活に余裕が出ます。
まずは気になる副業から始めてみましょう。
工場勤務者におすすめの副業はブログ
「なんの副業を始めればいいかわからない」
という工場勤務者の方には、ブログがおすすめです。
なぜならブログは、
- 自分のペースで進められる
- 仕事中の暇つぶしになる
- スキルが身につく
といった特徴があるからです。
工場勤務は夜勤があり、副業に当てられる時間が限られます。
しかしブログは一人で完結できる副業なので、工場勤務者に向いている副業です。
Webライターやプログラミングなどの副業みたいにお客さんとのやり取りが発生しないため、工場勤務者におすすめの副業といえます。
工場勤務から転職を考える人のよくある質問
以下では、工場勤務から転職を考える人のよくある質問に答えました。
\気になる質問をクリックしてね↓/
Q 大企業の工場勤務を辞めるのはモッタイないですか?
結論、モッタイないです。
なぜなら大企業は、
- 年収が高い
- 福利厚生が充実している
- 社会的な信用がある
- 会社の安定性がある
- 休日がしっかりとある
といった特徴があるからです。
ボクは大企業を辞めましたが、辞めたことで「大企業であれば将来の設計がしやすく、心の余裕が持てる」と実感しています。
とはいえ、ボクみたいに「夜勤生活がどうしても合わない」などの不満がある方は、慎重に転職を考えましょう。
Q 工場勤務から目指せる転職先は?
工場勤務から目指せる転職先は、以下のとおりです。
- 営業職
- 販売職
- 事務職
- 介護職
- 製造職
- 建設業界
- IT・Web業界
これらの業界は未経験でも採用する企業があり、学歴よりスキルを重視することがあります。
Q 工場勤務はスキルが身につかず将来が不安です。何から始めれたいいですか?
まずは副業を始めてみましょう。
副業を始めれば個人で稼ぐスキルが身につきますし、収入源が増えて経済的にも安定します。
副業はブログがおすすめ
副業はブログがおすすめです。
なぜならブログは、
- パソコン1台で完結
- 個人で稼ぐスキルが身につく
- 失敗しても負債がない
などの特徴があり、スモールビジネスのスタートに適しているからです。
店舗をつくったり人を雇ったりする必要がないので、たとえ失敗しても負債がありません。
ブログは10分ほどで始められるので、興味のある方はこちらをご覧ください。
まとめ:工場勤務からの転職は慎重に!まずは小さく行動しよう
というわけで、今回は以上になります。
この記事では、「工場勤務から転職した理由と4つの後悔」について解説しました。
転職は人生の大きな分岐点となるので、慎重に行いましょう。
とはいえ悩んでいるだけでは解決しないので、まずは小さく行動してみるべきです。
転職活動はノーリスク
「転職活動はむずかしそう。大変そう。」と思うかもしれませんが、無料で始められますし、会社にもバレないのでノーリスクです。
また、さまざまな企業の求人を見ることで、いま勤めている会社の良さを再認識できる可能性もあります。
もしそうであれば、転職する必要はなく、今の会社でがんばっていけるキッカケとなるでしょう。
転職活動の進め方やコツを解説してます
「転職活動ってなにから始めればいいかわからない」「転職ってむずかしそう」と思う方は、こちらの記事をご覧ください。
スキルと収入を上げたいならブログを始めよう
「仕事内容や人間関係に不満はないけど、収入やスキルに対して将来の不安がある…」
という方は、ブログを始めましょう。
個人で稼ぐスキルが身につきますし、ほぼリスクゼロで始められます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました^^
みなさんのお役に立てれば幸いです。ではっ!
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