フリーランスと目指してます。フリーランスになって後悔することを経験者から聞きたいです。
こんなお悩みにお答えします。
- 会社を辞めてフリーランスなり後悔したこと5つ
- フリーランスになって後悔する人の特徴
- 会社を辞めてフリーランスになる前に確認するべきこと
「会社を辞めてフリーランスになる人の9割が後悔する」
これが実際にフリーランスになってみた正直な感想です。
ネット上では「時間と場所にとらわれないフリーランスは最高!」といった情報が出回ってますよね。確かに間違ってはいませんが、その裏にはフリーランスになって後悔した人が数多く存在することも事実です。
そこでこの記事では、会社を辞めてフリーランスになった僕が後悔したことをまとめました。
記事の後半では、フリーランスになる前に確認すべきことをまとめておりますので、これからフリーランスを目指している方の参考になれば幸いです!
【これまでの経歴】
- 高卒(27)
- 工場勤務(大手自動車メーカー)
- フリーランスに転身
- フリーランスで月収50万円達成
- クライアントワークに消耗 & 工場勤務の楽しさに気づく
- 工場勤務へ転職(大手子会社)←今ココ
会社を辞めてフリーランスなり後悔したこと5つ
フリーランスになって後悔した理由は以下の5つです。
- 収入が不安定になる
- 案件獲得のための営業や事務的な作業も自分でおこなう必要がある
- 毎日一人で作業し、孤独を感じる
- スキルアップのために学習し続ける必要がある
- 友人と疎遠になる
順に解説します。
後悔①:収入が不安定になる
フリーランスの仕事は基本的に案件ベースになります。
そのため、毎月一定額をもらえる保証はなく収入が不安定になります。
僕はエンジニアとしてWEB制作を行なっていましたが、「今月は50万稼いだけど、来月は10万円しか稼げない」なんてこともありました。
フリーランスの収入は青天井ですが、その分収入が不安定になるとリスクがあります。
継続的な収入がなくなり、中長期的な人生設計が難しくなってしまうことを理解しておきましょう。
後悔②:案件獲得のための営業や事務的な作業も自分でおこなう必要がある
フリーランスは一人で会社を経営してるようなものなので、案件獲得のための営業や事務的な作業も自分で行う必要があります。
フリーランスが案件以外にすることは、以下のとおりです。
- 営業
- 商談
- 見積書の作成
- 請求書の発行
- お金関係の管理(売上、経費、確定申告など)
わからないことだらけかと思いますが、これらも自分で対応しないといけません。
お金の管理は税理士に任せることもできますが、高いお金がかかります。
なので、freeなどの会計サービスの利用をおすすめします。
後悔③:毎日一人で作業し、孤独を感じる
フリーランスになると孤独を感じることが多いです。
なぜなら、基本的に在宅の作業でして人と関わることがないからです。
仕事のやり取りもチャットのみで、一日中誰とも話さないこともよくあります。
割と、僕はひとりの時間が好きな人間ですが、それでも寂しさを感じるほどでした。
後悔④:スキルアップのために学習し続ける必要がある
フリーランスに安定はありません。
そのため、常にスキルアップのために学習し続ける必要があります。
特にWEB系フリーランスの場合、成長速度が早く最新の情報をキャッチしないと置いていかれます。
最近だとAI技術の発達により、仕事を効率良くこなせるようになりました。
フリーランスになるには、そういったトレンドを把握し、常に学習し続ける必要があります。
後悔⑤:友人と疎遠になる
最後の後悔は、友人と疎遠になることです。
なぜなら、フリーランスはマインドセットが超重要だからです。
フリーランスは自由である反面、自己管理を徹底する必要があります。
そのため友人の誘いを断り続けた結果、疎遠になってしまったのです。
また、フリーランスという働き方は世間からみると、変わった働き方です。
最近はフリーランスの働き方が浸透していますが、それでも9割以上の日本人が会社員マインドを持っているはずです。
そうなれば友人からは「あいつノリ悪いし、変わっちまったな」と思われてしまうのです。
フリーランスになって後悔する人の特徴
フリーランスになって後悔する人の特徴は、以下のとおり。
- 安定思考の人
- SNSの情報を鵜呑みにする人
安定思考の人
1つ目は、安定思考の方です。
先ほども話しましたが、フリーランスに安定はありません。
仮に月100万円稼げたとしても、1年後、2年後も稼ぎ続けられる保証はないのです。
そうなると、常に売上アップや仕事を継続的にもらえるにはどうすれば良いかを考え続けなくてはなりません。
ちなみに僕がフリーランスを目指した理由は、自分の努力次第で収入を上げられるからです。
ただ、現実は甘くありません。
努力次第で収入を上げられる反面、精神的な余裕は全くありませんでした。
月50万円稼げても、来月、半年後の収入は分からないので。
そんな状況を何十年も続けられる方はフリーランスに向いているのかもしれません。
SNSの情報を鵜呑みにする人
2つ目は、SNSの情報を鵜呑みにする人です。
いきなりですが、なぜあなたはフリーランスを目指しているのですか。
おそらくネット広告やSNSの情報に影響されているはずです。僕もそうでしたので気持ちはわかります。。
しかし、SNSなどの情報は氷山の一角だと思ってください。
なぜなら、その裏には9割以上もの失敗した人がいるからです。
インフルエンサーは情報発信のプロなので、心に刺さる情報ばかりだと思います。
ただ、価値観は人それぞれなので、SNSの情報を鵜呑みにせずにしっかりと自分の価値観と向き合うことが大切です。
会社を辞めてフリーランスになる前に確認するべきこと
生活費2年分の貯金があるか
フリーランスを目指すなら、生活費2年分の貯金を貯めておくことをおすすめします。
なぜなら、フリーランスはいつ仕事がなくなるかわからないですし、病気になってしまえば収入はゼロだからです。
ネットでは、半年〜1年分の生活費を貯めていればOKのような情報もありますが、僕は少ないと感じます。
僕がフリーランスになった時の貯金は500万円ありましたが、それでも毎月貯金が減っていくのをみてかなりストレスでした。
フリーランスは国民保険も自分で払う
フリーランスは健康保険や国民年金を自分で払う必要があります。
なので、生活費だけでなく、プラスで国民保険料(5万円くらい)がかかると思ったほうが良いです。
生活費10万円 + 国民保険料(5万円くらい)=15万円
会社員だと給与から天引きされるのでわりと見落としがちですが、しっかりと保険料の額も把握しておきましょう。
プランB、プランCの考えているか
もしフリーランスとしてうまくいかなかった時のプランを考えておきましょう。
たとえば、
- 学んだWEBスキルを活かせる企業に就職する。
- 前職と同じ職種に就職する。
など。
年齢や家庭状況に合わせて、事前に最悪の状況を想定しておきましょう。
まとめ:会社を辞めてフリーランスになって後悔したこと
最後にこの記事をまとめます。
- 収入が不安定になる。継続的な収入がなくなり、人生設計が難しい
- 案件獲得のための営業や事務的な作業も自分でおこなう必要がある
- 毎日一人で作業し、孤独を感じる
- スキルアップのために学習し続ける必要がある
- 友人と疎遠になる
- 安定思考の人
- SNSの情報を鵜呑みにする人
- 生活費2年分の貯金があるか
- プランB、プランCの考えているか
華やかに見えるフリーランスですが、実際はかなりしんどいという思いが正直な感想です。
僕はフリーランスになって、改めて会社員のありがたみに気づくことができました^^
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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